台湾の歴史を知ることも大切

台湾が歴史の記録にあらわれるのは、大航海時代です。覇権を目指していたポルトガルが台湾を「美しい(麗しの)島」と名付けたのです。ポルトガルは、台湾よりマカオに魅力を感じて、台湾を植民地にはしませんでしたが、その後やってきたスペインやオランダが台湾を植民化したのです。

その後、台湾にやってきたのは民国を滅ぼされ、都落ちしてきた漢民族でした。日本で有名な人形浄瑠璃の「国性爺合戦」はこの頃の出来事を扱っています。しかし結局、台湾は清国の統治下に置かれ、清国から多くの漢民族が台湾に入植しました。しかしその清もアヘン戦争によってその力を失い、フランスやイギリスと言った欧州の国が、再び台湾の植民化を狙うようになります。

しかし、清の次に台湾を統治したのは欧州ではなく、アジアの島国であった日本でした。台湾の近代化は日本統治下になってようやく実現するようになります。日本は統治政策の一環として自国の文化や言語と同時に、明治維新後に急速に発達したインフラを台湾に持ち込んだのです。しかし日本の統治も太平洋戦争終結と同時に終わりを迎えます。

日本の後に台湾にやってきたのは、またも大陸からの都落ちの人々でした。中国と国名を改めたものの権力闘争に敗れた中華民国の人たちが台湾に上陸したのです。彼らは当初、力で台湾を治めましたが、その後台湾の人々が立ち上がって民主化に成功しましたそして、現在の台湾となっています。